独学で消防士を目指すあなたに朗報!!筆記試験は6割で合格!

仕事

はじめに

消防士を目指す皆さん、こんにちは!




独学で消防士を目指している人の中には、




予備校や試験対策付きの大学に行っている人たちに、独学の自分が勝てるだろうか。






と不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。




その気持ちとてもわかります。私も予備校に通うか、独学で勉強するか、迷った時期がありました。




結局、金銭面を考え、独学でチャレンジすることを選びましたが、筆記試験対策はとても不安でした。




しかし、大丈夫です。




結論を先に言うと、消防の筆記試験は6割の得点率で合格することができます。




今回は、受験したすべての消防(東京消防庁、政令市、地方)に、独学で合格した私が、筆記試験の攻略法を紹介します。




この記事はこんな人にオススメ!

・筆記試験の内容を知りたい人
・筆記試験の合格ラインを知りたい人
・捨てていい科目、捨ててはいけない科目を知りたい人
・筆記試験の勉強法を知りたい人




公務員の筆記試験について

公務員の筆記試験は一般知能と一般知識に分かれます。




一般知能は、そこからさらに数的推理判断推理資料解釈文章理解と分かれ、




一般知識は、社会科学(社会、政治、経済、法律など)、人文科学(日本史、世界史、地理、芸術、思想など)、自然科学(数学、物理、化学、生物、地学など)、時事と分かれます。




公務員の筆記試験






このように公務員試験は科目数が多く、広く浅い知識が必要となります。




問題形式は、すべてマークシートでの五肢(または四肢)択一形式の消防本部もあれば、記述問題がある消防もあります。




可能であれば自分が受験する消防本部の問題形式を調べておこう!




筆記試験の合格ライン

消防の筆記試験は、正答率6割以上で合格できます。




東京消防庁を例にすると、45問の五肢択一問題で、1問1点、45点満点で計算すると、27問正答すれば合格ですね。




なので、筆記試験対策で大切な意識は、満点ではなく6割〜7割の正答率を目指すことです。



捨てていい科目と捨ててはいけない科目

苦手な科目がなく、すべての科目で得点できる人は、バランスよく勉強していいと思います。




しかし、そうでない人もいますよね。




かく言う私も、数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈)と自然科学(数学、生物、化学、物理)が苦手でした。




では、どうしたか。




私は数的処理は捨てずに、自然科学を捨てました。




なぜ、数的処理は捨てなかったのかというと、数的処理は筆記試験の中で頻出科目であるからです。

数的処理を捨てると全体の約4割の問題を捨てることとなり、かなりリスクが高いよ!







また、人文科学では、芸術・思想を捨てていました。

芸術・思想は、出題される年もあれば、出題されない年もあったからだよ!








つまり、私は消防の筆記試験を数的推理判断推理資料解釈文章理解人文科学(芸術・思想は除く)、社会科学時事、で勝負していました。





自然科学にもラッキー問題があるので、完全に捨てることはあまりおすすめはできません。






しかし、どうしてもという場合は、一般知識の中のどれか1科目を捨てたり、一般知識は頻出問題に絞って対策したりすることも攻略法の一つかと思います。





東京消防庁の筆記試験は、自然科学が45問中約10問出題されます。自然科学を捨てることは、東京消防庁が第一志望の人にとっては、大変危険です。


受験する消防本部の試験内容を確認の上、判断は自己責任でお願いします。




数的処理を例にした勉強法

数的処理は筆記試験の中で、出題数が最も多い科目なので、対策して正答率を上げれば、得点が安定するのでおすすめです。





苦手な人が多い科目ですが、解き方を覚えれば必ず解ける問題もありますので、頑張りましょう!





① まずは、問題数が多く、解説が丁寧な参考書を手に入れましょう。

② ①で手に入れた参考書で、とりあえず問題を解いてみて、わからなかったら解説を読み、理解しましょう。

人間1回だけだとすぐに忘れてしまうから、数回繰り返してね!ここはあまり時間をかけすぎないように!どんな問題があり、どのように解くのか、ざっくり理解しよう!


③ どんな問題があるのか、ある程度つかめたら、次は過去問をたくさん解いていきましょう。

間違えても本番じゃないから大丈夫!参考書でやったことが、初見の問題に応用できるか、確かめよう!


④ 間違えた問題は、参考書に戻って解き方を確認しよう!

参考書には、問題を解くために必要な知識が書かれているよ!過去問を解いていてわからないことがあれば、その都度確認しよう!


⑤ 何度も間違える問題は、ノートにまとめておきましょう。

試験前に見返せて便利!


⑥ ③〜⑤を繰り返しましょう。




過去問を解くことは、数的処理に限らず重要なことです。




同じ参考書を繰り返すだけで、勉強した気になることは、非常に危険




なぜなら、本番は全て初見の問題だからです。




初めて見る問題に、対応する力は初見の問題を解くことで身に付きます。




また、初見の問題を目の前にした時の集中力と好奇心は、あなたの理解度を上昇させ、記憶への定着を促すでしょう。




これらは、参考書を繰り返すだけでは、得られない刺激です。




参考書を早めに切り上げて、過去問を解きましょう!

他の科目もアウトプットが大事!
本番を想定した過去問演習は、試験の3ヶ月前までには始められるようにしよう!



忘れてはいけないこと

それは小論文の存在です。




筆記試験の対策は、みなさん一生懸命やるのですが、小論文対策はどうでしょうか。




こんな話があります。




ある年の東京消防庁の一次試験、




筆記試験自己採点20点(5割未満) 小論文手応えあり、一次試験合格




こんな話もあります。




同じくある年の東京消防庁の一次試験




筆記試験自己採点6割以上 小論文手応えなし、一次試験不合格




小論文の大切さが伝わったのではないでしょうか。




筆記試験対策と小論文対策をバランスよく行うことも攻略法の一つです。




小論文について詳しくは、別の記事で紹介しますが、1週間に1問のペースでもいいので小論文を書きましょう。




まとめ

今回は、消防の筆記試験攻略法を紹介してみました。




科目数が多い公務員の筆記試験ですが、6〜7割の得点率でいいと考えれば少し楽になります。




6〜7割得点する方法は、出題数の多い数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈のこと)の対策を行うことで得点を安定させることがポイントです。




参考書である程度知識をつけたら、どんどん過去問に挑戦してみることが、おすすめの勉強法です。




また、筆記試験にばかり、気を取られず、小論文も1週間に1問のペースでいいので、練習しましょう。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!それではまた!



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