【北海道・アイヌ文化旅】 〜網走編〜 2024年3月末

旅行

はじめに

イランカラプテ(こんにちは)

北海道・アイヌ文化旅


第一弾は網走編ということで、2024年3月末に北海道網走市に行ってきました!


今回の旅の目的:①流氷を見ること ②網走監獄に行くこと ③鯨料理を食べること




です!




このブログは、北海道の旅の思い出、その中で出会ったアイヌ文化について、書いたものがメインです。




一応、砕氷船おーろらの乗り方、網走監獄への行き方、鯨料理が食べられるお店、網走市内の道路状況(2024年3月末)についても紹介しています。




よろしければ、最後までお付き合いください!




道路状況

雪の状況 歩道:あり、車道:ほとんどなし(2024年3月末)

2024年3月末 網走の道路状況

今回、道路状況を心配して、レンタカーは利用しませんでしたが、網走市内であれば、レンタカーを利用してもよかったかなと思いました。(2024年3月末)

流氷船おーろらで流氷ツアー!!

流氷観光砕氷船のりばには、女満別空港からバスに乗り、網走駅で降り、一度ホテルに荷物を預けてから、徒歩で向かいました。

女満別空港から「流氷砕氷船のりば」に向かう、直通バスが出ています。



女満別空港にあるバス乗車券自動券売機



女満別(めまんべつ)メマンペッ(アイヌ語で「冷たい泉の湧いている川」の意)



流氷船おーろらに乗るためには、道の駅 流氷街道網走でチケットを購入しましょう。
道の駅 流氷街道網走
大人1人4,000円
網走流氷観光砕氷船 おーろらチケット
砕氷船に乗る前に、腹が減ったので、軽食を取ります。


道の駅 流氷街道網走のいももちとコロッケ
いももちと北海道牛肉コロッケ!
いももちは食感がよくてうまい!
コロッケは、名前に「北海道」という魔法の言葉が入ってたから買ってしまいました。
そうこうしている内に、時間になったので、砕氷船に乗ります。
さて、3月末でも、流氷は来ているのか、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
流氷1

これぞわしの心の漂白剤、感動で前が見えなんだ!

砕氷船は、さらに奥へと進み、流氷の密度も増していきます。

流氷2

これこれえ!見たかったやつう!

北海道の冬でしか見れない景色!

正直、残りカスのような流氷を覚悟していたのですが、3月末でも、これほどの流氷を見ることができました!

カモメ1
カモメ2
カモメ3

カモメも飛んでたよ

 

 

昼メシは、道の駅近くにあった海嵐という味噌ラーメン店!

海嵐 チャーシュー麺

↑チャーシュー麺

ザンギ

↑ザンギ

茶色い食べ物=うまい

地の果て網走監獄!!

流氷観光砕氷船のりばから、市内観光施設めぐりのバスに乗り、いざ地の果て網走監獄へ!!


のはずだったんですが、途中にある「刑務所前」という本当の刑務所で降りてしまいました笑


次のバスまで間が長いということで、そこから徒歩で網走監獄へ!



網走監獄の最寄りバス停の名称は「博物館網走監獄」になります。




網走湖

網走湖の景色を楽しみながら、散歩気分で網走監獄まで行けるから、歩きで本当によかったなぁ

網走(あばしり)ア パ シリ(アイヌ語で「我らが見つけた土地」の意)あるいは、アパ シリ(アイヌ語で「入口の地」の意)
白樺
白樺も生えてたよ
レタッ タッニ:アイヌ語で「白い樺皮のとれる木(白樺)」の意
シタッ:アイヌ語で「白樺の樹皮」の意、白樺の樹皮はよく燃えるので、木の棒の先端に挟み、燃やすと、松明になる。




刑務所前から歩いて2、30分で、網走監獄博物館に到着しました!

網走監獄 入り口

網走監獄は、明治維新後の不安定な時期に捕まった、凶悪な犯罪者たちの吹きだまりであり、その厳重さから、「地の果て」と呼ばれていたそうです。


彼らは、外役で北海道の道路事業に従事するのですが、栄養失調や怪我で、その多くが亡くなったそうです。


網走監獄内

令和に生きる私からすれば、綺麗な建築物に思えてしまいますが、当時の囚人たちにとっては、恐ろしい場所だったのでしょうね。

鯨料理を食らって、幸の頂点へ!

最終バスの時間が迫っていたので、博物館網走監獄を後にして、網走駅に戻ってきました!


これから鯨料理を食べにいきます。


やって来たのはこの店!


喜八

「喜八」です!


乾杯は、サッポロ ソラチ 1984

サッポロ ソラチ 1984


肴のご紹介

しゃきしゃきサラダ

↑しゃきしゃきサラダ

刺身盛り合わせ

↑刺身盛り合わせ(鯨、ニシン、ほっき貝、ホタテ、タコなど)

鹿肉たたき

↑鹿肉たたき

ユㇰ:アイヌ語で「鹿」の意。鹿は、鹿を司る神が地上にばら蒔いてくれるものと考えられていたため、神の意味を持つ「カムイ」をつけて呼ばれることはなかった。アイヌの重要な食糧資源。
鮭のルイベ
↑鮭のルイベ
カムイチェㇷ゚:アイヌ語で「神の魚(鮭)」の意。また、鮭は「シペ(アイヌ語で、”本当の食べ物”)」とも呼ばれた。
カムイチェㇷ゚(鮭)の由来:昔、アイヌの集落に飢饉が訪れ、山菜や鹿、熊もとれなかった時に、村を見守っていたコタンコㇿカムイ(シマフクロウ)がそれを見かねて、飢饉の村に鮭をもたらしたことに由来する。
ルイベ:アイヌ語の(ル イぺ)が語源で、”溶ける食べ物”の意。
鯨盛り合わせ
↑鯨盛り合わせ(左からおなか、あご、心臓、舌、赤身)
:アイヌ語で「フンぺ
2杯目はこちら
網走ビール 監獄の黒
↑網走ビール(監極の黒)
3杯目
日本酒 二世古 辛口 特別純米酒
↑二世古 辛口 特別純米酒
4杯目
日本酒 二世古 純米吟醸

↑二世古 純米吟醸酒

ベロンベロンでお店を出ました。

ただ幸せだったことだけ覚えています。

まとめ

ということで、今回の北海道・アイヌ文化旅は、2024年3月末に網走市に行って来ました。





目的の①流氷を見ること、②網走監獄に行くこと、③鯨料理を食べること、は全て達成することができました!





また、アイヌ文化にも、たくさん触れることができました。





3月の網走旅行を検討している方は、参考にしてみてください。





※道路や流氷の状況は、年によって変わる可能性があります。





それでは、北海道・アイヌ文化旅、第一弾 網走編はここまで!





イヤイライケレ(ありがとう)!





☆☆☆アイヌ文化の勉強におすすめの本紹介☆☆☆

こちらの2冊は『ゴールデンカムイ』を読んだ方におすすめ!漫画やアニメでは語られていないアイヌ文化の描写が詳しく解説されており、『ゴールデンカムイ』をより深く理解できます。





参考文献

  • コトバンク『https://kotobank.jp/word/女満別-141670#:~:text=地名はアイヌ語メムヤムベツ,米作が行なわれる%E3%80%82』
  • 網走川の歴史ー国土交通省『https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/nihon_kawa/0107_abashiri/0107_abashiri_01.html#:~:text=網走(あばしり)川,と言われています%E3%80%82』
  • ナチュラルアイランド『https://island.natural-s.jp/column/about-whitebirch.html#:~:text=白樺は、別名をカバノキ,樺皮のとれる木%22%E3%80%82』
  • 菅原勝吉 公益財団法人アイヌ民族文化財団 『令和3年度 アイヌ語ラジオ講座』
  • 野田サトル 集英社 『ゴールデンカムイ』 1巻2話
  • 野田サトル 集英社 『ゴールデンカムイ』 3巻22話
  • 中川裕 白水社 『ニューエクスプレスプラス アイヌ語(CD付)』

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