はじめに
さて、今回の北海道・アイヌ文化旅は、知床です!
それではアイヌ文化に触れつつ、旅を振り返っていきたいと思います!
知床の語源
知床は、アイヌ語の「シリエトク」または、「シリエトコ」が元になっていると言われている。
その意味は、「地の突端部」
どれどれ
確かに、地の突端部!
カムイワッカ湯の滝で温泉&アクティビティ
カムイワッカ湯の滝は、温泉が流れる川です。
知床硫黄山の中腹から湧き出る温泉が川に流れ込み、カムイワッカ川全体が流れる温泉となっているのです。
そんな川を歩いて登るというアクティビティを経験できる!
全部で3つ滝を登るのですが、滝を越えるたびに川の温度が上がっていくのが最高に気持ちいい!
カムイワッカ:アイヌ語で「神の水」の意
カムイワッカ湯の滝について詳しくはこちら↓
知床半島で唯一!本物の先住民アイヌの宿「酋長の家」に宿泊!
知床の宿を探している時に、この民宿を見つけた時は、「ここしかない!」と思いました。
宿の中には、アイヌの道具が飾られており、まるで小さな博物館!
左下にある木幣は、イナウと呼ばれる、アイヌの重要な祭具
イナウ:アイヌの祭具、ヤナギやミズキの木を使って作られる。チセ(家)の中のイヨイキㇼ(宝壇)やイオマンテなどの儀式の供え物として使用する。イナウをたくさん貰ったカムイは、神の国での地位が上がる。
こちらはイテセ(茣蓙)
イテセ:アイヌの茣蓙。写真のように柄のついたものは、イヨイキㇼ(宝壇)や儀式で飾りとして使われる。柄のついていない茣蓙は、敷物としてはもちろん、防寒、死者を包むなど、用途はたくさんある。
こちらはテクンぺ
テクンペ:アイヌの手甲。アイヌの女性は、好きな男性に自分が刺繍したテクンペを渡す。男性が、そのテクンペをつけて狩りに行ったら、脈アリだ!
ギャーッ!!
野田サトル大先生のサイン!
もう1ヶ所、サインが飾られてある場所があったので、探してみてね!
オロンコ岩から見るサンセット!
オロンコ岩はウトロ港近くにある高さ60mの巨岩!
歩いて登れます!
オロンコ:アイヌ語で「そこに座っている」という意味
民宿の主人が、散歩ならオロンコ岩がおすすめと言っていたので、行くことに!
ついてすぐおすすめの理由を理解!
あらまあ、素敵な夕日!
知床五湖一周ツアー!
次の日に、知床五湖一周ツアーに参加してきました!
レクチャーを受講し、立ち入り認定証をもらいます。
知床の自然の中を散策!
湖の反射が美しい!
クマの木登り跡
クマ:アイヌ語で「キムンカムイ」、「山のカムイ」という意味。「カムイの中のカムイ」と呼ばれるほど、重要で、位の高いカムイ。「カムイ」だけでクマを意味する時もある。
クマの穴掘り跡
ハチでも食べたんじゃないかとガイドさんが言ってました。
毒キノコ(◯ぬやつ)
ナナカマド
札幌に「ななかま堂」っていう夜パフェ専門店があるけど、これのことかな?!
でも、食べると苦いんだって、、、
高架木道から見た知床連山!
デッケェ!
植物、生き物、大自然が楽しめるので、みなさんも知床五湖行ってみてね〜
日本で唯一泊まれる世界自然遺産 ホテル 地の涯はて
2日目は、世界自然遺産の中にあるホテルに宿泊!
こちらはホテルの近くにある秘湯 岩尾別温泉 三段の湯
オシンコシンの滝
オシンコシン:アイヌ語で「そこにエゾマツの群生するところ」を意味する
気軽に立ち寄れる観光スポット!
プユニ岬
プユニ:アイヌ語で「穴のあるところ」という意味
ウトロ市街、ウトロ港、オホーツク海を一望できる絶景スポット!
夕日も綺麗らしい。
グルメコーナー
シケレペニ:アイヌ語、キハダの木のこと
民宿の夕食で出ました。
知床に生えてる高山植物であるコケモモの実で作ったソフトクリーム!
オススメ!
鹿肉を使ったハンバーガー!
知床自然センター内にあるカフェのメニュー
これもオススメ!
鹿:アイヌ語で「ユㇰ」、鮭に並ぶアイヌの重要な食料、鹿は鹿を司る神が天界からばら撒いてくれるものだと考えられており、鹿に「カムイ」をつけて呼ぶことはなかった。
鹿を天界から下ろす神:アイヌではこのカムイを「ユカッテカムイ」という
道の駅 ウトロシリエトクのレストランにて、鮭の親子丼!
鮭:アイヌ語で「カムイチェプ(神の魚)」または「シペ(本当の食べ物)」という
鮭も鹿同様、天界の鮭を司る神が、地上にばら撒いてくれるものと考えられていた。鮭を司る神のことを「チェパッテカムイ」という。
おまけ
カモメ:アイヌ語で「カピウ」
きつね:アイヌ語で「チロンヌㇷ゚」または「ケマコㇱネカムイ」という
運が良かったのか悪かったのか、クマには出会いませんでした!
今回は以上!
スイ ウヌカㇻ アン ロ(またね!)
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