独学で消防を目指すあなたへ!消防試験合格までの流れを解説!

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はじめに

消防士を目指す皆さん、こんにちは!



消防士になるためには、一般的に、筆記試験、適性検査、小論文、体力試験、面接、を受けて、合格する必要があります。



しかし、独学で受験する場合、これだけ試験項目があると、何から手を付けていいか分からないですよね。




今回は、受験した全ての消防(東京消防庁、政令市、地方)に、独学で合格した私が、消防試験合格までの流れを解説したいと思います!




この記事を読めば、わかること!
・合格のためにやるべきこと
・試験の優先順位
・合格までの流れ
・各試験のポイント





「消防士になろう!」と思った時に、読んでください。



まずは受験する消防本部の試験内容を調べよう!

受験する消防が決まったら、まずはその消防本部の試験内容を調べましょう。




ホームページに試験内容を掲載している消防本部もあれば、掲載していない消防本部もあります。




後者については、SNSなども駆使し、可能な範囲で情報を集めましょう。




中には、過去問を掲載している消防本部もありますから、ホームページは見る価値あり!






過去の試験内容がわかれば、取るべき対策が見えてきます。




受験する消防本部の試験内容を調べて、自分に必要な対策を理解しましょう。



優先順位

消防の試験では、面接が最も配点が高い試験項目です。




しかし、数回にわたる選考を通過しないと、面接にはたどり着けません。




ですので、まずは筆記試験と小論文を優先して対策するべきでしょう。




小論文は、筆記試験と比べて、ボリュームが少ないことや、出題範囲が明確でないことなどが、受験生のやる気を削いできますが、週に1問でもいいので、小論文を書くようにしてください。




なぜなら、小論文は面接の次に重要だからです。



消防試験の優先順位をまとめると、以下のようになります。


消防試験の優先順位


各試験のポイント

筆記試験

公務員の筆記試験は、一般知能と一般知識に大きく分けられます。




そこからさらに、このように分けられます。



筆記試験の概要






この科目数を見ると、やる気を失いそうになりますが、大丈夫です。






理由は以下の通りです。

・正答率は6割で合格!
・一般知能の出題数が多いので、一般知能を勉強すれば、得点が安定する!
・一般知識も頻出の問題があるので、それを中心に勉強すれば、それほど範囲は広くない!






このことは、やる気を維持するためだけでなく、効率よく勉強するために大切なことですので、覚えておいてください。



小論文

小論文のテーマは、消防に関することが多いです。




たまに消防以外のテーマもあるよ!






文字数は、800〜1200文字ぐらいになります。




小論文対策は筆記試験に比べて、重要でないように思われがちですが、小論文は死ぬほど大事です。



個人的な感覚では、面接の次に大事!






東京消防庁の試験で、筆記試験の点数が自己採点で20点(正答率5割程度)だったのに、一次試験に合格したという人がいました。




おそらく、小論文の結果が良かったからでしょう。




それほど重要視されていて、筆記試験ができなくても、逆転可能なのが小論文なのです。




対策すれば、あなたの合格を近づける強力な武器になるでしょう。




小論文については、別の記事で詳しく説明しますので、興味があれば参考にしてみてください。




 体力試験

体力試験の内容を公開している消防本部もありますので、まずは自分が受験する消防本部のホームページを確認してみてください。




基本的には、どの消防本部も、小中学校で実施している体力検査(長距離、握力、反復横跳び、長座体前屈、立ち幅跳びなど)と同じような内容です。




中には、腕立て伏せや懸垂を実施する消防もあるよ!







可能なだけ情報を集められたら、苦手な種目を優先して、対策していきましょう。




私は長距離に自信がなかったので、長距離を中心に、腕立て伏せ、懸垂をやっていました。




懸垂は試験になかったので、本番でやることはありませんでしたが、、、笑




また、消防の体力試験と聞くと、いい結果を出せないと合格できないイメージがあるかもしれません。




ですが、ほとんどの消防が、運動能力の高さより、運動機能が正常か、を見ています。




体力は、消防に入ってからなんとでもなりますからね。




私は、勉強の息抜き程度に、対策をしていました。




それより、筆記試験対策と小論文対策をして、1次試験を確実に突破しよう!



適性検査

適性検査は、いろいろな種類がありますが、質問に対して、「1はい」、「2いいえ」、の2択から選ぶものが多いと思います。対策は必要なく、直感で答えていくものになります。




しかし、やってはいけないこともあって、それは「一度も〜ない」という極端な質問に「1はい」と回答することです。




例えば、こんな質問があったとしましょう。




質問:私は今まで一度も嘘をついたことがない。






今まで一度も嘘をついたことがない人なんていないですよね?




このような質問に、「1はい」で答えてはいけません。




また、聞き方を変えた同じ質問に対して、一貫した答えをしているかというのも検査しています。





質問1:私は慎重である。

質問2:私は考えるよりも、行動するタイプだ。





このような質問に対して、どちらも「1はい」という回答をしてしまうと、一貫性がなく、「ウソをつこうとしている可能性がある」と思われてしまいます。




つまり、適性検査は、①「一度も〜ない」という極端な質問に「1はい」と答えないこと、②答えに一貫性を持たせること、の2つを意識してやれば大丈夫です。




面接

面接は、消防試験の中で、最重要項目ですので、しっかり対策しましょう。




ですが、まずは一次試験に合格しないことには、面接にはたどり着けません。




ですので、面接の対策は、筆記試験や小論文が終わってから対策すれば大丈夫です。




暇な時に面接で話す内容をまとめておき、1ヶ月前ぐらいから、短期集中で練習するのがいいと思います。




また、面接対策は対人で行うことをおすすめします。




人と話すことは、いつもやってることだから、必要ないと思うかもしれませんが、15分〜20分の間で、自分の気持ちを思った通りに伝えるのは、なかなか難しいです。





ですので、聞いてもらうだけでもいいので、誰かに面接官役を頼み、対人での練習をしましょう。




中には、集団面接、グループディスカッションを実施する消防本部もあります。




面接について、詳しくは別の記事でまとめますので、興味があれば、参考にしてみてください。




 注意点

消防試験は、筆記試験、適性検査、小論文、体力試験、面接と、5項目に分かれますが、組み合わせや日数は消防本部によって違います。




ですので、試験日程についても、事前に調べる必要があるでしょう。




また、消防試験では、健康診断もあります。こちらは特に紹介する対策はなかったので、特記してませんが、健康診断で異常がないことが合格者の条件にあるということを覚えておいてください。





健康診断は、消防本部で実施してくれるところもあれば、個人で受けてきて、その結果を消防本部に提出させる消防本部もあります。




試験要項をしっかり確認しよう!



まとめ

ということで!






今回は「消防士になろうと思ったものの、何をすればいいかわからない!」という人に向けて、消防試験の全体像を解説しました。




まとめるとこんな感じです!




①まずはじめに、自分が受験する消防本部の情報を集めることから始めましょう。
②試験項目としては、筆記試験、適性検査、小論文、体力試験、面接で、その中でも筆記試験小論文の対策を優先して行い、確実に面接までたどり着けるようにしましょう。
③面接は、1ヶ月前ぐらいから短期集中で対策していきましょう。






全体として、半年〜1年の勉強期間を要すると思います。




計画的かつ効率的に、対策を進めていきましょう!





筆記試験対策について↓

小論文について↓

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