白旗の湯について
源泉名 | 白旗源泉 |
泉質 | 酸性・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉) |
泉温 | 50.8 ℃ |
知覚的試験 | 無色透明、硫化水素臭あり |
この温泉固有の適応症(浴用) | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、糖尿病、高血圧。 |
この温泉固有の適応症(飲用) | ー |
住所 | 群馬県吾妻郡草津町大字草津宇西町418ー2 |
営業時間 | 08:00〜23:00 |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
脱衣所 | あり(ロッカーはあるが、鍵はない) |
洗い場 | なし |
シャンプー・ボディーソープ | なし |
バスタオル・フェイスタオル | なし |
ドライヤー | なし |
熱湯度 ※ | ★★★☆☆ 〜 ★★★★☆ |
※熱湯度とは
熱湯度とは?
★☆☆☆☆:一般的な温泉の温度(〜43.9℃)
★★☆☆☆:熱湯に入る前のウォーミングアップに最適(44.0〜45.9℃)
★★★☆☆:よっ!熱湯男に熱湯女!(46.0〜48.9℃)
★★★★☆:熱湯師匠(49.0〜49.9℃)
★★★★★:熱湯仙人(人間が入れるレベルではない)(50.0℃〜)
※個人的な指標です。
いざ、入湯!
白旗の湯は、湯畑広場のすぐそばにあります。
中に入ると、浴槽が2つあります。
入り口から見て、左側の大きな浴槽が普通の温度のお湯、右側の小さな浴槽が熱湯になります。(男湯の話)
まずは、左側の大きな浴槽から入りました。
普通の温度と言っても、結構熱め。
44℃ぐらいはあると思います。
白旗の湯に鎮座するだるま師匠の話
これはまだ私が熱湯というものを知らなかった頃の話。
白旗の湯の大きな浴槽から出て、何が違うのか知らないが、せっかくだから小さい方も入ってみようと思い、浴槽に足を踏み入れた。
太もものあたりまで入った時、ようやく気づいた。
自分の脚に焼かれるような痛みがある!
大慌てで浴槽から脱出する。
その痛みを耐えるため、うずくまっていると、誰かが笑いながら話しかけてきた。
「肩まで入ってみなよ!」
顔を上げると、体が真っ赤で小太りの、まるでだるまのようなおじさんが浴槽の横に鎮座していた。
彼の真っ赤な体が、このお湯の熱さを物語っている。
俺は思う。
「いや、無理やて。何度あるんだよこの温泉」
しかし、なんか悔しかったのでもう一度入ってみることに。
そして今度はなんとか肩まで浸かれたものの、5秒ほどで脱出。
するとだるまおじさんは、次にこう言った。
「よし、これで体が慣れたから、次は入れるぞ。」
根性論!!
なんでそんなに入らせたいんだよこの人!と思いながらも、
アドバイス通り、3分ほど休憩してから、もう一度入ってみることに。
すると、なんということでしょう。
本当に入れたんです!
熱いですよ?確かに熱くて苦しいんだけど、その中に気持ちよさもある!
だるまおじさんはこれを教えたかったのか!
時間はどんどん流れていき、1分ほど入れた。
風呂から上がると、だるまおじさんはいろんな温泉の話をしてくれた。
白旗の湯は、朝が一番熱いこと、栃木の鹿の湯という温泉も熱いということ、静岡の赤沢温泉に行けば海と一体化できること、乳頭温泉は一度は行くべきということ、などなど
いろいろと教えてくれた。
これを機に、私は熱湯というものを知り、その魅力に取り憑かれたのでした。
私の熱湯師匠は、鹿の湯(栃木)にもいますが、(勝手に師匠と呼んでるだけ)
熱湯の素晴らしさを教えてくれたのは、このだるまおじさんです。
熱湯に入ることで真っ赤になった体と、貫禄ある体型
敬意を込めてあなたを「だるま師匠」と呼んでおります。
今日もあなたはどこかの温泉で鎮座しているのでしょう。
また会いましょう!だるま師匠!
コメント